HP-G6 オーバーホール
一般的なスプレーガンのOH
PCジャンボの登場で使うことがなくなったHP−G6ですが、スプレーガンの構造の勉強のためにOHしてみようかなと思ってやることにしました。カップにキンキのクリーミーカップを付けています。
この突き出たニードルさえなんとかしてくれりゃ、使い道もあろうに。整備性最悪&ニードル曲げるリスクアップです。
で、まずは、塗料調節ツマミとニードル弁バネを外します。
で、ニードルを引っこ抜きます。
塗料カップを外します。
嗚呼!
水吹いてミストチェックしてて、そのままにしておいたら、サビまみれになっとるがや〜!キンキのクリーミーカップ、これじゃいけんよね。ただの水よコレ。これはアルミカップだけど、他メーカーはほとんどステンカップか真鍮カップよね。アルミカップ、いけんのかもしれんね。
しかも、クリーミーカップ、内部は削ったあとが無茶苦茶残っていて、考えてみたら傷が多いと塗料が残りやすいわけで、掃除の効率が悪いので、あんましよくないよね。
やっぱオリンポスカップの方がいいね。一番欲しいんは、テフロンコーティングのカップですが、あれは小型カップがないのが残念すぎ。
で、オーバーホールに戻りますが、空気弁シート押し&空気弁シート押しバネを外します。
空気弁棒を外します。
センターナットが見えます。
しかし、ドライバー全滅。毎度毎度、どうして、塗装機器のセンターナットって、ドライバがあいにくいんでしょ!?
しょうがないので、小さいドライバを突っ込んで回してみると全然テンションがかかってなくて、カシメた状態で外れました。
で、空気弁が抜けない!
だもんで、先にトリガーを外すことにしました。
ドライバでやってもクルクル回るばかりで全然開かないから、久しぶりの登場。津山時代に購入したEリングセッターです。
かなり硬かったのでEリングセッターがあった方がいいですね。ドライバじゃ難しいです。で、トリガーの両サイドをEリングで止めているため、片方を外せば外れました。
それでも抜けーん!
ので、先にニードル弁パッキン押しを先に外しました。
するとようやく空気弁が外れました。
で、続いて、白いパッキンのようなもの、空気弁シーセットを矢印の方向へ押すと、
外れます。おそらくPP+ゴムパッキンです。
で、空気キャップとカバーを外します。
カバーには、内側にテフロンパッキンが入っています。これはキンキのKX3と一緒。
で、ノズルを外します。14mmメガネで外します。オリンポスとは全然トルクのかかり方が違っていて、がいに硬い材質であることが予測されます。強いトルクで締められるせいか、レッドパテは付いていません。メガネで外せる形状っていうのはオリンポスもやってほしいよね。なめる確率が減るから。オリンポスはスパナ形状だけど、スパナは2点で支えるので、なめやすいのよね。
次、ニップル。これも凄まじい力ではまっていました。レッドパテぬって、もうすこし弱い力で締めなおしたろうと思います。これはアリーズも一緒。すごい力ではまっていました。本来なら外したらいけんネジなんかもしれんね。
次、ニードルパッキンを外します。いらなくなったニードルの先で外しました。塗装機器の整備で、エアブラシニードルはかかせませんね。
で、テフロンみたいなパッキンが見えますでしょうか?
これも、ニードルの先で外しました。凸の向きがあって、どっちだったっけ?ってなります。
で、パーツリストを見る限り、8−1パーツは3こあるはずなんですが、実際には2個しかありません。パーツリストがHPーG3、G5共用なので、違うのかな?
パターン調節ネジを外しました。スパナで緩めるだけ。やはり、全く汚れていません。
穴を覗いてみると、
ノズル上部の空気穴につながっています。ここで疑問が一つ。
オリンポスも空気穴は1個しかありませんでした。でもオリンポスはパターン調節機能はないんです。
なぜ、HPG6はパターン調節ネジがあるのに、空気穴が1個しかないんでしょうか!?
これが気になって気になって、
で、見てみると、空気穴が2つあります。1がおそらく、エアのメインの穴。2がパターンを変える穴なんでしょう。
空気キャップを見てみると、中央の穴がキャップ内側の円内に充填され、2の穴から出たエアはツノの2つに行って、パターンを広げたり狭めたりするんじゃないでしょうか。
本体を見てみると、3に穴が空いています。
で、3のエアは4の穴に行き、最終的に、1の穴から出て、空気キャップ内に圧縮空気を吹き込むんでしょうね。
で、塗料が出るのは見えにくいですが、6の穴。
ペンキが通るのは5の穴で、こいつが、締めることによってペンキ室を密閉。エアと分離させます。
こういう具合に、4からエア、5からペンキ、1からパターン調節エアという感じに吹きつけられているのだと思われます。
これでスッキリしましたw
で、OHに戻ります。で、カプラを外して、
エアバルブを外します。スパナでこねるだけ。チョット左側の隙間が少なすぎて、スパナを回しにくかったです。
最後にニップルも外します。メガネで一撃。凄まじいトルクでしまっていました。
これで全バラ終了。
やはりバラすと、構造が分かるw一般的なスプレーガンのメカニズム構造はこれです。
まず、
@ニップルから圧縮空気が行きます。その空気を斜めに入っている空気調節ネジが遮断しており、
Aこれを緩めていくと、圧縮空気の通り道が開いていくので、空気量は多くなります。
B圧縮空気はボディを伝ってピストン下部(グリップ側)に充填されます。
Cトリガーを引くと、空気弁棒が後退し、エアがボディ上側に抜けます。
Dノズルに向かって進んだエアは、ノズルキャップのあたりから、下に行き、ノズルの周りに開いた穴を抜けて、空気キャップ内に充填され、空気中に抜けます。このとき、パターン調節ネジを開くと、上側のエアの通り道が開くことになるため、ツノから発射される空気が多くなり、パターンは広くなります。
Eトリガーをさらに引くと、ノズル〜ニードルの隙間が大きくなり、ペンキ室にまで広がった隙間からペンキが出てきます。
F圧縮空気によって霧状になったペンキがガンから出てスプレーが出来る。
と、こういうことです。
写真であらわすと、
@の工程ですが、
これがニップル。空気の通り穴。横についているのはナナメになったねじ山で、
空気量調節装置が付いております。
つまり、こういう感じで、@の空気がAのネジがふさいでいて、Aが開くと、エアが通るようになる。もっと開くともっと通るようになるという具合に調整されます。
で、見えにくいんですが、3の穴は、
これらのエアバルブがふさいでいます。
トリガーを引かないときはこの状態。空気の通り道は閉鎖されています。
トリガーを引くと、
4に隙間が出来ます。隙間から空気が出てきて、
5の穴からエアが出ます。
そのエアは、6を通って、斜め上に移動して、
ボディ上側に出てきます。そのまま7の穴を通り、ボディフロント側に移動。
7の空気は、ノズル内部の7(下側)の穴から出ます。
7(下側)から出たエアは、4の穴に移動し、
最終的に1の穴より出てきます。
1の穴より出てきた空気は、Aの空気キャップ内に充填され、
空気キャップのCから発射されます。
一方、パターン調節のツノはというと、
上側の7の穴は、右の写真のように、バルブにより閉じられています。このバルブを開くと、空気が通るようになるため、上の7の穴より出てきます。
7から出てきた穴はBの隙間に充填され、(AとBは区切られている。)
Dの穴より出てきます。
で、圧縮空気はおしまい。あとはペンキです。
ペンキは8の穴を通って、ノズルに行きます。
ノズルは、エアの通り道である4とは完全に区切られていて、ペンキが溜まるのは5のノズルのパイプ内部です。ニードルを引くと塗料が出てきます。
ニードルはこの状態ですが
トリガーを引くと、後退して、
ノズルとニードルの間に隙間が出来ます。
この隙間からペンキが出てきます。
出てきたペンキは、Cから出ている圧縮空気に混じり、霧状に分散され、スプレーとなって発射されます。
平吹きスプレーガンは、こういう構造です。
ここまで構造が分かると、色々なことが分かってきます。
もし、パターン調節バルブを完全に閉じたら、Dより空気が出ることがないため、Cのみになり、丸吹きになります。
もし、パターン調節バルブを開いた場合、Dから、たくさんの空気が出ることとなります。しかし、トリガーの引きシロは決まっていますから、ペンキの出る量は同じ。ペンキの出る量が同じで空気が大きく、またワイドに広がるということは・・・・・・ミストが薄くなるということですね!
これは、最初にパターン調節ネジを締め切った状態で吹いたもので、丸吹きになってますよね。パターン調節ネジを緩めていくと、薄く広がっているのが分かると思います。ペンキが出る量はニードルの先とトリガーの引きシロで決まります。つまり、ペンキ量が一定で、エアが大きくなるから、ミストは薄くなるんです。
もし、コンプレッサーが非力なら、Dから出る空気をカットすればいいわけですから、パターン調節バルブを閉めれば対応できます。
これは明治機械製作所のHPから拝借してきたFMUの画像です。左が丸吹き、右側が平吹き仕様です。丸吹きはパターン調節ネジが付いていません。平吹きは付いています。しかし、ボディは共通でしょうから、丸吹きでも、パターン調節ネジのネジ穴はあるはずです。しかし、写真で見る限り、メクラネジでふさいでいるのが確認できます。丸吹きだろうが、ノズルのウラにはパターン調節用のエア出口ネジがあるはずです。そいつをふさいでいるので、丸吹きになっているというわけじゃないでしょうか。
スペックですが、丸吹きは空気使用量が14Lなのに対し、平吹きは43Lです。これはツノがあることによって余分にかかる空気量が43−14=29Lであることを示しています。しかし、最低限、霧化に必要なのは、ニードルそばのノズル内部の圧縮空気ですから、平吹き分のエアは、それを薄く広げるかどうかということになります。だもんで、平吹きだろうが、最低限必要な空気量は・・・14Lですよね!?だってパターン調節ネジしめれば丸吹きと同じ条件じゃん!平吹きは最低限43L必要と書かれていますが、ホントウなんだろうか???パターン調節ネジを開いていくと、ノズルにいくべきだった圧縮空気がパターンのツノ穴に取られるわけですから、必要な空気量は多くないといけませんが、最低限必要なんは、平吹きだろうが丸吹きと同じはずです。
※塗料の出が良い悪い
HPG6の欠点の一つに、塗料の出が悪いというのがあります。これも理由が分かりました。
まず、ニードルが鋭角ニードルだということ。
これはHPG6のニードルですが、鋭角です。
これはPCジャンボのニードルですが、鈍角ニードルで、しかもサキッチョが切られています。
ということは、もし、鋭角ニードル、鈍角ニードル、2つのニードルが同じ径のノズルにはまっている場合、
トリガーを引いて、同じだけニードルが後退すると、鋭角ニードルは開口するノズル幅が狭いのに対して、鈍角ニードルは広いです。
どちらがペンキの出る量が多いかというと、それは当然、開口部が広い鈍角ニードルです。HPG6は、鋭角ニードルを使っているため、ペンキの出が悪いというわけです。
以前、オリンポスのニードル流用実験で、鋭角ニードルと鈍角ニードルを入れ替えたことがありました。
これはHP102Bの鋭角ニードル。ノズルから飛び出たニードルの先が長いですが、
ER−Bの鈍角ニードルでは、飛び出たニードルの先が短いです。
吹いてみた感じ、ER−Bニードルはドバァ〜!と塗料が出てきました。
ということは、同じノズル口径なのに、PCジャンボ206に比べて、HPG6のペンキの出が悪い理由は、鋭角ニードルを使用しており、また、トリガーの引きシロが短いからということになります。
ただし、これは二律背反の関係で、鋭角ニードルは、同じだけニードルが後退しても、塗料の出る量が少ないので、グラデーションがかけやすいというメリットがあります。つまり、エアブラシアートみたいな絵を書くのは得意だけど、ベタ塗りは苦手というわけ。
逆に、鈍角ニードルは、開口するノズルが広いきん、ねばい塗料が通りやすく、出やすい。反面、一気にドバーっと出てしまって、グラデーションがかけにくいという欠点があります。PCジャンボなんかは後者やね。
ワタシ、HPG6について、ブツブツ言ってましたが、そもそもの用途が違うのかも!?
がしかし、絵を書くんだったら、どう考えても丸吹きやき!平吹きだったら、ツノが視界の邪魔になるっぺ〜。でもって、トリガーエアブラシは、人差し指を上に回せるので、ペン感覚を取りやすいけども、HPG6みたいな完全スプレーガンだったら、それが無理、しかもグリップ邪魔!っつーわけで、絵を書くにしてもHPG6は中途半端よね。
で、なんといってもすかんのが、ツノの掃除ができんことよね〜。ニードルとびでとったら、ツノが掃除できん〜。
で、
無茶苦茶脱線しましたが、OHに戻ります(汗)
で、毎度毎度、エアブラシだのスプレーガンだののOHで分かってきたんですが、汚れとる部品がきまっとんよね。
塗料カップのニップル。
空気キャップ。
ノズル。特にノズル内部。
あと本体の塗料ニップルの付け根。これらをテフロンネットに入れて、
ラッカーシンナーにドブヅケ1日行いました。
本体についていたホログラムシールは溶けました(汗)
で、ラッカーシンナーに浸した綿棒で掃除します。結構汚れています。
ネジはブラシで落とします。1日シンナーに付けていたら簡単に落ちますw
さてここから組み付け。PCジャンボのOHでだいたいコツはつかめてきましたw
まずはレッドパテをノズルに付けます。
14mmメガネでかるーく締めます。
次、塗料カップのニップルにもレッドパテ。スパナでかるく締めます。レッドパテ=塗料漏れ防止のための液体シール剤。ノズルがやりこいので強いトルクで締められないため、液体シールで封をするのが目的です。
で、続いて、空気キャップのねじ山にクリアオイル。
で、空気キャップ取り付け。良い感じにテンションがかかりながら締まりますw回しているときの安定性アップです。
で、パターン調節バルブの本体取り付け部のねじ山にグリスオイル少々。固着防止のためです。
で、スパナで軽く締めたあと、
アジャスタのねじ山にはクリアオイル。安定性アップのためです。
で、次、空気調節ネジのねじ山にグリスオイル少々。固着防止のため。
アジャスタにはクリアオイル。安定性アップのため。
で、軽くスパナで締めます。
で、次ニップルのねじ山にもグリス。固着防止のため。
で、スパナで締めます。
で、未熟の時によくわからないまま付けていたシールテープを取ります。
なぜか?
必要ないから。平行おねじ用カプラには、ゴムパッキンが内蔵されているものがあり、これがあるとゴムがシールしてくれるため、シールテープがいらないのです。
これでOK。指で締めただけ。
次、エアバルブ関係。プラスチックブッシュのゴムにグリスオイル少々。カピカピになるのを防止させるためです。指で伸ばすようにしてゴムにしみこませます。
で、本体に入れるのですが、まだ入りが甘いです。
で、ドライバで押し込んだら、ペコッと出て固定されるので、これでOK。
で、次。エアバルブのピストン。これもグリス少々。トリガーを引くたびにこすれあうパーツなので、潤滑目的です。
これをさっき入れたプラスチックブッシュの中に押し込みます。
で、次、テフロンパッキン。いわゆるペンキのシール。というか、これ、テフロン???PPにも見えるんだが・・・。これは表裏があって、画像じゃ見づらいですが、下に凸になっています。
その凸の尖った側をノズル側にして入れます。ニードルの先に入れて斜めから入れたらスンナリ入りました。本体が、ノズルとは反対側に凸になっているので、オスメスの関係でそういう風に入れます。ここはペンキが触れる部分ですからグリスアップ厳禁。ハジキます。
で、これもシール。平パッキンです。
出した時に茶色い部分が手前になっていたので、そのまま入れます。
で、そのパッキンが外れないようにボルトで固定。これはシールの後なので、ペンキが触れることがないため、固着防止のために少々グリスを付けます。
スパナでかるーく締めてこれでOK。この締め込みトルクが強いと、テフロンパッキンがベタッ!と本体に付きますので、ニードルが通りにくくなり、結局、トリガーが重くなります。逆だと軽くなり、最悪、パッキンのシーリングが甘くなって塗料が漏れます。軽く締める程度のトルクじゃないとダメです。
次、トリガー。
ここは一番こすれあうところなので少々多めにグリスアップ。
で、反対側をEリングで止めて完了。
滑らかに動くようになりましたw
で、センターナット。これはオイルアップ。マシンオイルを付けます。
最初は手で入れて行き、
で、合うドライバがないので、小さいドライバを真ん中に突っ込んでそのテンションで回します。ほとんどテンションがかかってないので、軽く回せます。最後に無理してちょっとだけキュッと締めます。
次、エアバルブのピストン戻し側。これをセンターナットの真ん中に入れます。
次、スプリング。これもオイルを付けて、手でなじませます。
で、センターロックネジのネジ山をオイルアップ。
スパナでかるーく締めます。
で、ニードルを入れます。先が出るので保護カバーをします。
で、戻しのスプリングをオイルアップして入れます。
で、ラスト、ニードルアジャスターをクリアオイル塗布して入れます。安定性アップのためです。
ハイ!完成〜!やっぱリールに比べると楽チンね〜wwwしかも動きがベリーグッド!スプレーガンのOHは面白いねwww
で、最後にチェック!
おっけ〜〜〜!mondaina〜si!
オリンポスがある今、使うことあんのか!?という感じなんですが、一般的なスプレーガンの構造を知る良い勉強になりましたwww
オリンポススプレーガンとの違いは、エアバルブのピストンが上下なのか、前後なのかという点。オリンポスは上下、一般的なスプレーガンは前後。
この点で言うと、オリンポスはスライドカムがエアバルブピストンを押し下げるので、前後の動きを上下の動きに変換してバルブ操作をしています。一方、一般的なスプレーガンは、トリガーの前後の動きで、バルブも前後の動きなので、メカニカルロスがありません。ということは、スプレーガンのほうが、トリガー操作はスムーズなはずで、この点はオリンポスが劣っていると思います。
また、一般的なスプレーガンは丸吹き平吹きをパターン調節ネジで行っているのに対し、オリンポスはキャップを変えることでやっています。
もし、絵を書くならツノは視界の邪魔になるので、ツノのない丸吹きが出来るオリンポスの勝ち。
しかし、パターン調節が出来ないのは、被塗物の大きさで平吹きの調節が出来ないので、一般的なスプレーガンの勝ちでしょうね。ただ、平吹きのパターン幅は、被塗物とガンの距離で調節できますので、どっちでもいいような気もしますが。
ま、結局は、オリンポスが好きなので、使うのはオリンポスなんで、あんまり使うことのないHP−G6ですが、とりあえず良い状態でスタンバイできているほうが良い気持ちなので、整備して良かったと思います。
produced by fukusuke